線香花火づくり体験も!奥深い花火の世界を体験できる日本一の花火メーカー 若松屋
モノマチ2024まであと1ヶ月少しとなりました。モノマチ公式SNSでは、日々参加店やワークショップの情報を発信しています。ホームページでは参加店の魅力をさらに深掘りしていきたいと思います。
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今回は「日本一の花火のメーカー 若松屋」に伺い、花火のお話を伺い、当日のワークショップを一足先に体験させていただきました。
※若松屋は、花火の火薬消費量で日本一、花火の売り上げ(打上げ花火+おもちゃ花火)で日本一のメーカーです。(2024.4現在)
若松屋は、愛知県に本社があり、おもちゃ花火から花火大会で打ち上げる尺玉まで幅広い花火を取り扱っている唯一の花火メーカーです。花火だけでなく、子ども向けの玩具や玩菓の製造・販売も行っています。まさに、ワクワクや笑顔を届けるお仕事をされている会社です。
ショールームを訪問
今回特別に、花火が飾ってあるショールームを見学させていただきました。
※モノマチ2024当日は、ショールーム営業はお休みです。
おもちゃ花火がずらり
さまざまな種類のおもちゃ花火がずらり。「花火ってこんなに種類があったのか!」と驚きます。モノマチの準備を担当してる竹内さんは、花火のプロ中のプロ。花火の種類や特徴、面白い豆知識などを教えていただきました。
その中でも私がやってみたい!と思ったおもしろ花火ベスト3をご紹介します。
おもしろ花火ベスト3
3位 昼用花火(パラシュート花火等)
パラシュート花火は、20mほど打ち上がるとポンっと上空で破裂し、中からパラシュートが落ちてきます。ぬいぐるみが飛び出すおもしろ花火もありました。公園で友達と打ち上げて誰がキャッチできるか勝負したら、盛り上がりそう。
2位 ひとだまくん
火をつけると霊界を彷徨う「ひとだま」に見えるというちょっと怖い花火。公園で遊んでいると通りかかった人がザワザワしてしまうこと間違い無し。幽霊になりきれる三角巾までセットで付いています。肝試しで友だちを驚かせる時に使ってみたいですね。
1位 たこおどり
第1位は、スパーク花火がタコの足のようにくっついている「たこおどり」です。中心の長い花火に火をつけると、4本のタコの足に見立てた花火にだんだんと火が移り、パッと足が開きます。
足が開くまでの間ワクワク感がたまらないのと、写真で撮影した時も華やかでとても綺麗です。また、タコのイラストの上部分がバネになっているため、花火が想定外の方向に動きます。想像以上に楽しくてテンションが上がってしまい、子どもに戻ったような気持ちになれました。
花火ができる公園かどうか、わからないときには
今回花火のことを教えていただき、友人と久しぶりに花火をしたいなと思ったのですが、最近は公園ではできないかもしれない。と思い、竹内さんに聞いてみると「良いアプリがありますよ」と。
なんと若松屋では、花火ができる場所をMAPで表示してくれる「Hanabi-Navi」というアプリをつくったそう。Hanabi-Naviで調べたい場所を選択すると、MAP上に花火ができる公園が表示されます。これは便利。
しかも、書いてあるけど実際行ったら看板があって花火禁止だった…なんていうことにならないよう、ひとつひとつの公園を巡って、看板の写真を撮影、アプリに看板の写真を公開しています。実地調査までしているなんて、恐るべし花火魂。
ひとつ上のフロアでは、打ち上げ花火の模型が
ひとつ上のフロアのショールームに行くと、打ち上げ花火の模型や花火が打ち上がる仕組みの説明図もありました。手のひらに収まるような小さいサイズの花火玉(5号・約15cm)でも、直径約160mもある大きな花火になるというのだから驚きです。
モノマチ2024では、花火くじを用意
モノマチ2024では、500円で1回引ける花火くじをご用意いただいています。なんと少なくとも500円分相当の花火、一等を当てると5,000円相当の花火が当たるのだとか。これは見逃せませんね。
線香花火づくりのワークショップも
そして昨年に引き続き線香花火づくりのワークショップも行います(1回500円)。私もひと足先に、線香花火づくりに挑戦させていただきました!
使う材料
線香花火づくりに使うものは、紙と火薬のみです。紙で火薬を包み、手で巻いていくのですが、巻く作業のときに手が湿っていた方が巻きやすいため、ウエットティッシュがあるとより良いです。
作りかた
まずは、紙に斜めに折り目をつけます。
先ほど折り目をつけた谷折りの部分に、1cmほど先端を空けて、火薬を置いていきます。
最後に、先端からくるくると丸めて、火薬を包み、両手を奥に回すようにして紙をくるんでいけば、完成です。
説明を聞いている間は「巻くだけならできそう!」と思っていたのですが、いざ挑戦してみると想像以上に難しい。両手を同時に動かすのが難しく、紙を巻いてもなかなか持ち手の部分が硬くならず、へなへなしてしまいます。
苦戦しながらも何とか線香花火を作ることができました。完成したら外に出て、火を付けたらあの線香花火の「パチパチ」が再現できるか実験です。モノマチ当日のワークショップでも、実験をするところまでがセットになっています。(作った線香花火の持ち帰りはできません。)
火をつけてみると
どきどきしながら花火に火をつけてみると・・・
無事に綺麗な線香花火のパチパチが出ました。
市販の線香花火も、ひとつひとつ職人さんが手で作っているそうです。1本1本に職人技が詰まっていたのかと思うと、大切に消費しなくてはと思いますね。
奥深い花火の世界
手持ち花火は子どもの頃にやったことがある!という方が多いものの、意外と深くは知らない人が多い花火の世界。今回ショールームで花火にまつわるさまざまなお話を伺い、奥深い花火の世界に少し触れられた気がします。今年の花火大会は例年より楽しみになりそうです。
皆さまも、知らなかった花火の世界を体験しに行ってみてはいかがでしょうか。
若松屋 (東京支店)
東京都台東区柳橋1-5-6
TEL : 03-5825-1331
URL : https://www.wakamatsuya.tv/
Photo by YUKA NOZAKI
Text by YUKA NOZAKI